すれ違う列車、追越す列車

1968 - 1974

左から、尾久へ向かう下りの単機回送 EF5861、
次が下り特急の1003M 「ひばり２号」、
そして一番右が上野へ向かう上り「ひたち」の回送

列車のすれ違いは乗車していれば、もちろんどうということはない。 それがある一点に立ち、その目の前で２本の列車が交差し、さらに一枚の写真に収まる位置ですれ違う・・・、これは全くの偶然の産物でしかできない。 たとえ全ての列車が定時運行したとしても、次にまた同じ位置で重なることはまずない。それは２本の列車が限界ある写真と言う空間に入っている時間が、 秒単位でしかないからだ。 時にはそれが目的の列車のじゃまとなり、また時にはすばらしい偶然のシーンとなる。この天国と地獄はほんのまばたきする一瞬で分かれる。 複々線になるとその確率は倍増する。 東北線の上野−日暮里のように日本一の５複線区間では、天国になる可能性も、地獄になる可能性も日本一高い。

EF58の上り荷物列車 と 3D つばさ2号　王子	回2091M「いなほ」と 2541ﾚ EF58109　東十条
左、9408ﾚ　「おが53号」EF5713　と、 右、EF65-1000の牽く上り貨物　王子	8001M はつかり2号 と 上りのEF58 尾久
左、9031M 「新雪6号」と 右、2011M 「とき５号」 西川口	2024M 「あさま2号」と 9501ﾚ「しらかわ51号」EF58153 尾久
東大操回送の「ゆうづる」 と 8408ﾚ　「津軽51号」EF579	京浜東北線の下ですれ違う 左下、東北線上り 1008M 「ひばり4号」と 右、5025M　「あさま３号」　王子
左、3D 「つばさ2号」と、 右、「やまばと」？　西日暮里	回102ﾚ 「八甲田」 EF571と、 2023M 「あさま2号」　西日暮里
左、3D 「つばさ2号」と、 右、1004M 「ひばり2号」日暮里	左、3D 「つばさ2号」と、 右、8032M 「白根１号」西川口
1002ﾚ　「あけぼの」EF651045と、 成田線の回送、回822ﾚ　DE1095　田端	2M　「はつかり１号」　と、 単8403ﾚ EF5814 + EF5872 　尾久
左、回48ﾚ　EF5884 + EF5711 と、 右　上野行き回送 EF58158 　日暮里	ゆうづるの回5018ﾚ　EF8010 と、 2001M 「とき1号」 　日暮里
回4011D 「しなの５号」と、 上りの貨物 EH1039 　山崎	すれ違う 33M 「みどり１号」下りと、 上りの荷物列車 EF58184 　須磨
緩行電車を抜く、46ﾚ 「彗星４号」EF5837 　須磨	手前、1101ﾚ 「高千穂・桜島」　EF58と、 向こう奥、６ﾚ　「みずほ」 EF65 　保土ヶ谷−戸塚
左、82系DC 日向・なは 11D と、 右、すれ違う 581系 明星２号 4M 　須磨	すれ違う D51 複線に切替わった直後の中央線鳥井峠で 左、上りの貨物と 右、下りの単機