三菱重工三原車両製作所で完成した直後の DD51682
この後、新配属の秋田に回送された。
DD51682は被災した1976年の8月に廃車となった。
1969.12 糸崎で DD51-682
1976年4月13日、午後1145頃北海道追分機関区でラウンドハウス付近から出火、ラウンドハウスを全焼した。
そのつい一ヶ月半前に103年に及ぶ国鉄蒸気機関車の営業運転が、追分で3月2日に終了した矢先だった。
「蒸気機関車達がDLを道ずれに自らを葬った」等と当時騒がれたが、確かに多くのDLも犠牲となった。
当時木造のラウンドハウスの中にいた保存予定の蒸気、と新配属されてきたDL計15両のうち、何とか2両のみが引き出されたが残りの、
D51-4両 (241 603 465 1083), 9600-1両 (79602), DD51-7両 (DD51-682 683 684 1079 1103 1144 1169), DE10-1両(1744)
の13両が被災した。
|
|
No.4の再掲だがこの特急日本海の先頭に立つのは、DD51-683。
この当時秋田所属で奥羽線の任に当たっていたが、後、山形を経て1976年に追分に転属
直後に罹災した。
DD51683も同じく被災した1976年の8月に廃車となった。
1971.3 青森
|
|
最終本線列車を引いた D51-603 も
保存のため庫内に保管されていて消失した。
D51-603 1970.3 滝川機関区
追分のこの庫内で被災した 79602
他の保存予定機が、動輪等の部品が残されたのに対し、
79602は何も残らなかった。
| | |
